「おめぇに食わせるタンメンはねぇ!」で一躍人気芸人となった河本準一(こうもと じゅんいち)さん。
2012年4月に「女性セブン」(小学館)に報道された母親の生活保護不正受給騒動によりテレビで見かけることがなくなりました。
有田哲平さんの人気番組「全力!脱力タイムズ」に出演し、「結局この人って何したの?」と話題に!
そこで今回は河本準一さんの母親による生活保護不正受給騒動の詳細をまとめてみましたので、ぜひご覧ください!
結局何が問題だったのか?
結論として、河本さんが母親を扶養できるほどの収入が合ったにも関わらず母親の生活保護不正受給を黙認していたことが問題視されました。
騒動の発端
2012年4月26日、女性週刊誌「女性セブン」で「お笑い芸人の母親と親族がそれぞれ生活保護を受給している」と報道されました。
このときはまだ人物が特定されておらず、世間では「一体誰なんだ」と話題となりましたね。
女性週刊誌「女性セブン」の記事では
出典:女性セブン
- 当該タレントは当時レギュラー・準レギュラー出演を合わせておよそ10本の番組に出演、その年収は5000万円とも推定されるほどの人気者であるにもかかわらず親族の扶養を怠っている。
- 親しい後輩や友人にも「今、おかんが生活保護を受けていて、役所から“息子さんが力を貸してくれませんか?”って連絡があるんだけど、タダで貰えるんなら、貰っておけばいいんや」と語っていた。
と報道されていました。
月刊誌「サイゾー」がインターネット・SNS上で取り上げられた情報を素に犯人探しをした結果、吉本興業所属のお笑いコンビ「次長課長」の河本準一であるとする実名公開に踏み切ったことで特定されました。
政治家たちに騒動の言及を求められる
5月2日には、自民党の参議院議員で当時「生活保護に関するプロジェクトチーム」のメンバーであった片山さつき議員が自身のブログにて河本さんの母親の不正受給問題に対して調査を依頼した旨を表明しました。
同じくプロジェクトチーム座長の世耕弘成議員も、自身のブログやX(Twitter)上で「看過できない問題だ。苦しい家計の中から家族を扶養している人からすると、納得のいかない話である」と投稿しました。
しかし5月16日では、吉本興業側が公式ホームページに声明を発表し、マスコミ報道や片山・世耕両議員らによる追及を「重大な人権侵害であると考える」と投稿しました。
これにより更に騒動が大きくなる事態となりました。
謝罪会見後、全額返納へ
5月25日、不正受給の疑惑については完全に否定した河本さんでしたが、「本来は自分がしなければならなかったものを、岡山の福祉の方にやってもらっていた。認識が甘かった。むちゃくちゃ甘い考えだった」と謝罪しました。
河本さん自身も急性膵炎を患っており、長期間休暇していたことや芸人には保険も無いことからこのような行為に出てしまったと会見では述べています。
河本さんの収入が増え始めた年からの受給分は返済するとして、現在ではすでに返済し終わっています。
騒動の問題点
今回の大きな問題は2点あります。
- 一定以上の収入があったこと
⇛都内の一等地にある高級賃貸マンションに居住し、190万円相当のペア時計の購入や高級クラブでの豪遊したエピソードを語っていたため、収入があることが証明されている - 親子関係が良好であったこと
⇛母親の面白エピソードを披露したり、2007年に発表した自伝本「一人二役」の中で母との秘話を綴っていたことから関係良好であることが証明されている
以上のような理由が今回の騒動を大きな問題点となります。
また、河本さん自身も親しい後輩や友人に不正受給を正当化するような発言していたことも反感を買う要因となったのかもしれないですね。
現在は何をしているのか?
この騒動により、仕事が激減した河本さんでしたが、現在では芸能界での活動とは別に河本さん自身がプロデュースした国産米「準米」を発売するなど芸能界以外での活動にも力を入れているようです。
プロデュースした「準米」をもとにした甘酒や、地元岡山のフルーツを使ったスムージーも販売も行っているようです。
まとめ
ここまで河本準一さんの「母親生活保護不正受給問題の詳細と現在の活動」についてまとめてみました。
不正受給問題は許されることではないですが、現在は病気を患いながらも地元の発展に注力しながら芸能界でも活動されている河本さんを今後も応援していきましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは!
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