3代目ミスタードラゴンズと呼ばれ野球殿堂入り、2022年から中日ドラゴンズの監督を指揮する立浪和義監督。
2024年6月24日の広島東洋カープ戦で投手交代失敗という珍事件を起こし話題になっていますね。
SNS上では「采配が下手だ」というコメントが多く投稿されていますね。
そこで今回は立浪監督のこれまでの采配が下手と呼ばれる事例5選まとめてみましたので、ぜひご覧ください!
立浪監督が采配が下手と呼ばれた事例5選
2024年から監督就任2期目のシーズンを迎えています。
そんな立浪監督の采配が下手と呼ばれた事例5選を集めてみました。
失点を重ねても投手を降板させず大敗
2023年8月25日、対DeNA戦で<DeNA18-2中日>と大敗した試合での出来事でした。
23日、対阪神戦(京セラドーム大阪)で敵地14連敗の球団ワースト記録を更新し、出直しを期待し挑んだ本拠地での戦いでした。
<DeNA2-8中日>とリードされた9回に登板した今季初昇格したばかりの中日の左腕・近藤廉投手。
結果として打者16人に8安打、5四死球を許し、1イニング10失点を記録しましたが、最後まで交代させることなく敗戦処理登板であることは明らかでした。
SNSでは「晒し投げ」がトレンドワードになるほど事態に。
DeNA 1イニング10点!?何があったと思って、詳細見てみたら育成上がりで今日昇格の中日 近藤廉が鬼畜な晒し投げをさせられてた。1イニング投げ切って10失点。立浪 流石に酷くないか?w#baystars pic.twitter.com/uFDRSoIACB
— Takito (@TKPurospi) August 25, 2023
今見たけど流石に今日一軍に上がったばかりの近藤廉を見殺し晒し投げはよくないわ
— falra (@drfal_ba) August 25, 2023
11年見てきて一番最悪の試合
流石にキレるよ、本当に嫌いになりそう
中日ファンを舐めてるんですか pic.twitter.com/BK4lIMIGJ1
地元・名古屋の民放関係者は以下のようなコメントを残しています。
投手起用はチーム事情がある。近藤を最後まで投げさせたのは仕方ないにしても、ベンチに戻ってきた時に一声かけてほしかった。さっさとベンチ裏に下がった立浪監督を見て選手たちはどう思うか。翌日には近藤を含めたこの日登板した投手全員が二軍に落とされている。チームの士気が上がるわけがないですよ。
出典:NEWSポストセブン
日替わりオーダーにより打線が噛み合わない
2023年シーズン、立浪監督として2年目の年となりましたが、手探りとはいえシーズン143試合で114通りの先発オーダーを組んでいます。
ドラゴンズの選手は目まぐるしく変わる先発オーダーに対応できず、それぞれの役割を果たすことができませんでした。
2022年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団し、2023年から1軍デビューを果たした村松開人選手に至っては8番に入った試合の翌日には2番、そして次の試合はベンチと選手自体も戸惑う事態となりました。
結局2023年の中日ドラゴンズの成績は<56勝82敗5分 勝率.406>と最下位に沈んでいます。
立浪監督の日替わりオーダーを疑問に思う記者も増え、新聞でも大々的に取り上げられる事態となりました。
@dragonsmatome:【本日の中スポ一面】中日・森監督采配、強攻×小技×日替わり打線×3連敗…借金12!(2017-05-18)#中日 #森監督 #ドラゴンズ愛 https://t.co/uzq1dNzRpL pic.twitter.com/zx1BBisB1c
— ドラゴンズ・中スポ・まとめ速報! (@dragonsmatome) May 18, 2017
中日ドラゴンズの日替わり打線、守備のポジション変更は何なんだろうか。。
— 結婚後ATMになった男 (@AmurensisAdonis) July 30, 2023
工夫と言えばそう、気まぐれ、思いつきな感もある。
強いわけない。
初回でリクエストを使い切る
2024年3月31日、対ヤクルト戦で<ヤクルト5-2中日>の接戦となった試合での出来事でした。
2018年から導入された1試合に2回使用することができる「リクエスト制度」。
このリクエストをなんと初回で全て使い切ってしまったのです。
通常、試合の中盤から後半のターニングポイントで使用する場合が多く、初回から使用する場合は確信を持てるときしか使用しないリクエスト制度ですが、立浪監督は初回で2回もリクエストに失敗しています。
中日の中田選手は悔しそうに苦笑い、球場は騒然となる事態になりました。
結局、初回計3失点を喫することになり試合も<ヤクルト5-2中日>で落とすことになりました。
シーズン公式戦初バッテリーの捕手に交代で接戦を落とす
2024年5月8日、対巨人戦で<巨人4-1中日>の僅差で落とした試合での出来事でした。
巨人と首位攻防戦を繰り広げており、1勝1敗で迎えた第3戦。
<巨人1-0中日>の8回表、この回から交代した藤嶋投手でしたが2死一塁となった場面でまさかのスタメンマスクを被っていた宇佐見真吾捕手から加藤匠馬捕手に交替させる奇策に出たのです。
「加藤バズーカ」と呼ばれるほど、強肩の加藤捕手。
1塁ランナーが俊足の吉川尚輝選手だったため、盗塁を警戒した交代であることは分かります。
しかし、藤嶋投手とはなんとシーズン公式初バッテリーで加藤捕手も準備なしでの交代だった模様です。
結果、リズムを崩した藤嶋投手は暴投、その後長野選手にタイムリーを打たれ、<巨人4-1中日>で大事な一戦を落とすことになりました。
指示が遅く、投手交代に失敗
2024年6月23日、対広島戦で<広島1-2中日>で勝利した試合での出来事でした。
<広島1対1中日>で迎えた7回表、2番手として登板した齋藤綱記投手が2死1・3塁とピンチを迎えました。
中日の大塚晶文投手コーチがマウンドへ向かい、齋藤投手が言葉を交わした後、大塚コーチがベンチに戻る途中で立浪監督が投手交代を球審に申し出るも交代を認められませんでした。
これはプロ野球の以下のルールによるものです。
プロ野球公認規則 5.10(l)【注2】
監督(またはコーチ)が投手のもとへ行った後、ファウルラインを越えて引き上げたら、その投手は、そのときの打者がアウトになるか、走者になるか、または攻守交代になるまで投球した後でなければ退くことはできない。ただし、その打者に代打者が出た場合は、この限りではない。
出典:プロ野球公認規則
要はコーチがマウンドからベンチに戻る時、ファウルラインを超えるまでに、監督は選手交代を告げないといけないということです。
しかし、立浪監督は選手交代を告げるのが大塚コーチがファウルラインを超えてからだったため、交代が認められませんでした。
まとめ
ここまで立浪監督の「采配が下手と呼ばれる事例5選」についてまとめてみました。
監督就任して3年目ということで昔のような常勝ドラゴンズが戻ってくることを願いたいですね!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます!
それでは!
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